MBA講義 −

Lectures

中央大学ビジネススクールでの担当科目をご紹介します。松下は、3つの講義を担当しています。必修基礎科目「マーケティング戦略論」、選択必修科目(発展科目)「消費者行動論」、選択科目「研究方法論基礎」です。

ここでは、それぞれの内容とシラバスをご紹介します。

・中央大学ビジネススクールのカリキュラム

・中央大学ビジネススクールの講義方 法(平日オンライン、土日対面)

マーケティング戦略論
(年2回開講のうち1回担当 対面講義)

この講義は、マーケティングの重要な枠組みを学ぶための基礎講座です。ケース教材を用いながら、ディスカッション形式で授業を進めることで、能動的に理論フレームの理解を深めてもらっています。また、効率的な学びを支援するために、重要ポイントを整理するショートレクチャーも進行の中に加えています。

このような学びと並行して、5名程度でのグループ課題にも同時に取り組んでもらっています。現実の企業や事業を題材として設定し、取り巻く環境の分析、戦略代替案(セグメンテーション、ターゲット設定、ポジショニング)の作成、戦略プランの提示、という一連の流れを体験してもらいます。そして、その結果を、最終レポートとして提出するというものです。業界や仕事が全く異なる学生どうしによるグループワークは、非常にユニークな成果が出ることが多いため、教員としても非常に楽しみにしています。

(講義内容や進行方法は変更されることがあります)


・2022年M1シラバスは準備中です。

消費者行動論
(年2回開講 オンライン・対面)

この講義は、消費者行動論の理論枠組みを、マーケティング戦略の策定のために活用するという観点から理解してもらうための講座です。セグメンテーション、ポジショニング、ブランドといったマーケティングの重要事項を、消費者行動の理論枠組みの観点から理解し、応用できるようになることを目指しています。その意味では、マーケティングの応用編に位置付けられる講座です。以下のテキストをしっかりと読み、その内容について議論することにも時間を割いています。

青木幸弘・新倉貴士・佐々木壮太郎・松下光司 (2012)、『消費者行動論 —マーケティングとブランド構築への応用』、有斐閣

自らが所属する企業(あるいは関心ある業界)に関わる、製品やサービスの消費者行動を分析し、その分析に基づきながら、新しいマーケティングの方向性を提案する、という最終課題も実施しています。

(講義内容や進行方法は変更されることがあります)


・2022年M2シラバスは準備中です。

研究方法論基礎
(年1回開講 オンライン・対面隔年開講)

中央大学ビジネススクールには、ビジネススクールの2年間の集大成を作り上げる科目「プロジェクト研究」が設置されています。この講義は、2年間のビジネススクールの総まとめとして、各学生が自身の関心に基づきながら、オリジナルのアウトプットを作る科目です。ビジネススクールではありますが、学術的な論文の形式でまとめていくことも多くあります。

この科目は、プロジェクト研究で、論文執筆を目指す学生を対象としながら、リサーチのプロセス(具体的には論文執筆の活動)において必要な方法論的基礎、およびそれに基づくリサーチ・デザインに関する知識を提供するものです。講義形式だけではなく、学生どうしのディスカッションを含めて講義は構成されています。

(講義内容や進行方法は変更されることがあります)


・2022年M2シラバスは準備中です。

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