2025年4月、田端洋さん(中央大学大学院)と松下光司との共著論文「企業イメージと製品の欠陥イメージの一致が企業への態度に及ぼす影響―「知覚された裏切り」の媒介効果―」が『広報研究』第30号に掲載されました。
『広報研究』は、日本広報学会が、広報・コミュニケーションに関する学術的・実務的研究の発展および普及を目的として、年1回発行している学会誌です。本論文は、「論文(査読付き)」のカテゴリーに掲載されました。
本論文の要旨は、以下のとおりです。
製品に欠陥が生じたとき、欠陥発生前の企業イメージの違いによって、欠陥がステークホルダーの企業に対する態度に及ぼす影響が異なることが研究されてきた。しかし、先行研究は企業イメージが欠陥発生によるダメージをどのように緩和するのかを明らかにしていない。そこで、本研究は約束に関する企業イメージと欠陥イメージの「一致」に着目した2つの実験を行った。結果、両者の一致度が高いときにステークホルダーの企業への態度は低くなり、この影響は「知覚された裏切り」に媒介されることが示された。以上より、本研究は企業イメージと欠陥イメージの一致度が態度低下を媒介する仕組みを示し、危機管理広報理論の精緻化に貢献している。
全文は以下のリンクからお読みいただけます。
https://www.jsccs.jp/publishing/research/.assets/CCS30_tabata_matsushita.pdf
なお、田端さんとの共著は、同じく『広報研究』に掲載された「革新的な製品の欠陥が企業への態度に及ぼす影響―企業イメージと製品イメージの一致による交互作用効果―」(2023年3月、第27号)に続いて、2回目となります。
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